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WordPressとMovable Typeを比較

制作関連
2018.5.29

はじめに

ひとつ前の記事で、CMSの基幹システムとして「WordPress」と「Movable Type」という2つのブログソフトウェアをご紹介しました。
今日はこの2つのブログソフトウェアについて比較・検証したいと思います。

仕様

大きな違いとしては、WordPressは無料、Movable Typeは有料のソフトウェアという点ですね。
双方ともに商用利用可能です。

WordPress Movable Type
ライセンス費用 無料(GPLオープンソースライセンス) 通常ライセンス:97,200円(税込)
サポート体制 WordPressフォーラム(原則、自己解決) シックスアパート社による1年間のテクニカルサポート
開発言語 PHP Perl
データベース MySQL MySQL、PosgreSQL、SQLite
コンテンツの生成 動的 動的、静的、選択可能(動的の場合ダイナミックパブリッシングでPHP化)
プラグイン 有り(1万を超える無料プラグイン) 有り(数百程度)

サポート体制

WordPressは「WordPressフォーラム」で自己解決するのに対し、Movable Typeは1年間のテクニカルサポートを受けられます。
WordPressは基本、自己解決するしかありませんので、答えに辿り着くまでに時間がかかることがあります。
ただし、WordPressは圧倒的に利用者が多いので、少し調べると、そこら中に答えは落ちていると思います。

Movable Typeは有料だけあって、専門的な質問にも丁寧に答えてくれるので、制作会社としては非常に助かります。
以前、当社のお客様が保有する専用サーバへMovable Typeをインストールする機会があったのですが、インストールがうまくいかず、右往左往しました。この時はテクニカルサポートのおかげで解決したので非常に助かりました。

プラグイン

比較表にも記載しましたが、プラグインの数が圧倒的に異なります。
WordPressの場合、「こういったことをやりたい」というリクエストに対して、多くのことがプラグインで解決できます。
Movable Typeについては正直プラグインは褒められたものではありません。

構築の難易度

PHPを理解できる方は、WordPress一択で良いと思います。
Movable Typeは開発言語がPerlなので、PHPをやっている方は困惑するかもしれません。
あと、Movable Typeは独自の構文も多いです…。
ただし、デザイナーの方はMovable Typeの方が構築しやすいかもしれません。
直感的に構築できます(と、当社システム担当者が言っております。あくまで私見です。)。

続きはまた明日!

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