NOTEBOOK
ひとつ前の記事で、CMSの基幹システムとして「WordPress」と「Movable Type」という2つのブログソフトウェアをご紹介しました。
今日はこの2つのブログソフトウェアについて比較・検証したいと思います。
大きな違いとしては、WordPressは無料、Movable Typeは有料のソフトウェアという点ですね。
双方ともに商用利用可能です。
WordPress | Movable Type | |
---|---|---|
ライセンス費用 | 無料(GPLオープンソースライセンス) | 通常ライセンス:97,200円(税込) |
サポート体制 | WordPressフォーラム(原則、自己解決) | シックスアパート社による1年間のテクニカルサポート |
開発言語 | PHP | Perl |
データベース | MySQL | MySQL、PosgreSQL、SQLite |
コンテンツの生成 | 動的 | 動的、静的、選択可能(動的の場合ダイナミックパブリッシングでPHP化) |
プラグイン | 有り(1万を超える無料プラグイン) | 有り(数百程度) |
WordPressは「WordPressフォーラム」で自己解決するのに対し、Movable Typeは1年間のテクニカルサポートを受けられます。
WordPressは基本、自己解決するしかありませんので、答えに辿り着くまでに時間がかかることがあります。
ただし、WordPressは圧倒的に利用者が多いので、少し調べると、そこら中に答えは落ちていると思います。
Movable Typeは有料だけあって、専門的な質問にも丁寧に答えてくれるので、制作会社としては非常に助かります。
以前、当社のお客様が保有する専用サーバへMovable Typeをインストールする機会があったのですが、インストールがうまくいかず、右往左往しました。この時はテクニカルサポートのおかげで解決したので非常に助かりました。
比較表にも記載しましたが、プラグインの数が圧倒的に異なります。
WordPressの場合、「こういったことをやりたい」というリクエストに対して、多くのことがプラグインで解決できます。
Movable Typeについては正直プラグインは褒められたものではありません。
PHPを理解できる方は、WordPress一択で良いと思います。
Movable Typeは開発言語がPerlなので、PHPをやっている方は困惑するかもしれません。
あと、Movable Typeは独自の構文も多いです…。
ただし、デザイナーの方はMovable Typeの方が構築しやすいかもしれません。
直感的に構築できます(と、当社システム担当者が言っております。あくまで私見です。)。
続きはまた明日!
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